↑【ふくろう販売_請求DBの仕組】:前月残高の計算や請求締切のデータベースと処理の概要説明
最近、ネットで検索して問い合わせてくる顧客が多くなってきた。
先日も同業者から、「他社が作成して2年前に導入したシステムで、請求書発行に3時間もかかるので何とかならないかと相談あり、探したところ『ふくろう鋼材』のサンプル画面みて興味あるので電話した」と資料請求とかなり突っ込んだ質問があった。
160端末で東京・大阪以外にも全国に拠点がある鋼材業の顧客らしい。
今のシステムは締め処理が無く、データを何年も保持している。
最初は速かったがデータ量増えるにつれ極度に遅くなった。
そういうこともあったので、ふくろう販売のデータの持ち方迄尋ねていた。
おそらく現在のシステムは、生データから集計して出力しているから、データ量増えるに連れ比例的に遅くなるのだろう。
集計ファイルを持ってそれから出力したら速いが、更新時やカスタマイズ・メンテナンス時の処理が複雑になる。
締め処理無くデータを何年も保持は、ふくろう販売でも同様だが、できるだけシンプルな集計ファイルの仕組でスピードと整合性のバランスを考えている。
前回請求残高をファイルに保持して今回請求の前月残高に持ってきたら出力時間は速いが、前月以前のデータの修正/削除が発生した場合は関連集計ファイルを都度更新しなければいけない。
同じデータでも請求締切単位と売掛月次単位の二重管理しなくてはいけない。
また、ふくろう販売では任意の期間(例:2008/06/11~8/10)の売掛残高一覧表や売掛台帳を出力できるように、6月1日から10日はデータを集計して5月末売掛残高に加算して前回残高を計算している。
システムとしては、遡及してデータの修正はできるようにし、かつ、セキュリティ考慮でロックかかるようにしている。
柔軟な使い易さとメンテナンスのし易さを追求したデータベース構造の説明を口でするにはもどかしいので、添付ファイルにまとめた。
人気ラーメンのスープの隠し味のように、企業秘密の一部公開にあたるのでシートはパスワード付きで保護している。