以前は府民税だけしか電子申告できず、市町村民税は紙で提出だったので使用してなかったが、両方できるようになったので顧問先法人の大阪府民税と吹田市民税も電子申告した。
代理申告の基本的な流れは、以下のような手順である。 「 」内はボタンでクリックして次へ進む。
なお、eLTAXのソフトはダウンロード済で、税理士の利用届出、暗証番号等は設定済とする。
1.eLTAXのHPで利用届け
↓
2.納税者でeLTAXログイン
届出地方公共団体以外の提出先登録
↓
3.税理士でeLTAXログイン
基本情報ファイル提供依頼
↓
4.納税者でeLTAXログイン
基本情報ファイル提供承認
↓
5.税理士でeLTAXログイン
申告データ作成メニューで作成または読込・署名・送信
だが、5.の申告データ作成は、税務申告作成ソフトの『魔方陣』の地方税処理で読込・署名・送信をした。
複数の提出先へ電子申告する、すなわち、2.の届出地方公共団体以外の提出先登録は、
例えば、利用届けは府税事務所を選択していた場合など、市民税の電子申告提出先も登録するために必要である。
3.4.の基本情報ファイルの授受は納税者の情報、提出先・手続き情報、申告税目情報が格納されているので、税理士が利用することにより入力の手間が省け、誤りを防ぐことができる。
代理送信するので一人二役でポータルセンターを介して基本情報ファイルを授受しておく。
1.の利用届けから2.の納税者が利用できるまで1~2日かかるので、今回は利用届けの詳細を記述する。
【利用届け】:
eLTAX(http://www.eltax.jp)より
(1)「すぐにご利用を始める方はこちら」
(2)左下の「利用届出(新規)の手続きを開始する」
(3)利用届出(新規)・提出先入力画面で「地方公共団体選択」:大阪府にチェック「選択」、「利用届出作成(法人でご利用になる方はこちら)」
(4)[利用情報]を入力する。
利用税目を法人都道府県税・・、区・事務所等(提出先)を大阪府三島府税事務所にする。
その他省略
「次へ」
(5)電子署名付与の選択
「電子署名を省略して送信する」
※「電子署名を付与して送信する」にして税理士のICカードで送信すると最初からやりなおさなくてはいけなくなるから注意が必要である。
利用届出を受け付けました。 というブラウザが開くので印刷しておく。
利用者ID、仮暗証番号は後日必要。
届出受付番号、照会番号は受付状況の照会に必要。