↑【債権債務管理_詳細資料】:債権債務管理の運用処理フローと各入力画面サンプルの説明
昨年暮れから年初にかけて債権債務管理のシステム運用方法を4回にわたって解説した。
12/29 回収予定管理
01/05 相殺入金(支払)
01/08 個別入金(支払)消込
01/15 回収状況一覧表 である。
今回はそれらをまとめた債権債務管理_詳細資料を添付した。
おおまかな処理の流れは下記のとおりである。
(1) マスター設定
回収条件・与信限度額・相殺仕入先等を登録
(2) 売上入力
売掛残加算・前受残減残・債権債務額確認・与信限度チェック
(3) 請求締切
回収予定データ作成
(4) 入金入力
売掛残減残・前受残加算・回収予定確認・同時支払相殺
(5) 個別入金消込
売上伝票明細毎に入金、一部入金消込
(6) 管理帳票
回収予定一覧表・回収状況一覧表・売掛残高一覧表・前受残高一覧表・得意先元帳・与信管理表
販売管理システム「ふくろう販売」では、これらが全て有機的に連携して、全体として債権債務管理が行えるようになっている。
例えば、売掛債権(売掛金+未落手形)から前受金や相殺関係にある買掛金・支払手形を控除した純売掛債権と与信限度額で与信管理チェックをしている。
ということは、入金入力時の受手期日やどの仕入先と相殺関係になるかの設定が重要になる。
また、回収予定管理では請求金額確定後にきめ細かい回収条件を元に自動計算できることが重要になる。
回収実績管理では回収予定と入金データの入金額より当月回収額や滞留額の計算をしている。
さらに、個別入金消込によって得意先元帳で未入金分/一部入金/全額入金の売上伝票明細を確認することができる。
全て、各種管理帳票に連動して債権債務管理が可能となっている。
(詳細は添付の債権債務管理_詳細資料を参照)