電子申告33 電子申告開始届出の取り消し

2年前の11月に電子申告利用開始届出を新規提出した法人が、昨年2月決算を最後に別の税理士が電子申告した。
2年前の利用者識別番号で法定調書合計表を電子申告した時に受付られなかったので、今年1月、新たに利用開始届出を提出して、再度法定調書合計表を電子申告した。
今日、H税務署から前の利用開始届出の取りやめをしてくれと連絡があった。
そこで、etaxで申請・届出書の開始届出から届出の内容から国税電子申告・納税システムの利用の取りやめを選択して署名・送信するとエラーメッセージが表示される。
「HUBH077E:送信者の利用者識別番号がデータ内の利用者識別番号と一致しません。」
「HUBH015E:電子証明書が未登録、または登録された電子証明書と一致しません。」
というようなエラーである。
税務職員と何回かやりとりしながらトライしても同じエラーが出る。
変更届出をインターネットからしたらうまくいくというので、仕方なくそこから取りやめをした。
https://kaishi.e-tax.nta.go.jp/SU_APP/lnk/kaishiHenkouHojin

その後、丁寧にもその税務職員から電話あり、原因がわかったという。
etaxの利用者選択で納税者を選択して届出書を作成していたが、これを税理士選択で作成したらうまくいくということである。
通常は納税者を利用者として処理するのであるが、開始届出は代理送信する税理士を選択しなければいけない。
開始届出を最初に提出する時は、納税者の利用者識別番号ないから、それもそうだと思ったが、取りやめの場合は納税者番号で作成してもいいのではないか、少し不親切なシステムである。

税務職員は、インターネットで送られたデータを調べて違いがわかり連絡したという。
「お互いひとつ賢くなりましたな」と言って電話を切ったが、原因不明のまま、送信できたからいいかとほっておいたら納得いかないままだったが、よかった。

 

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