↑【決算書作成コーナ_減価償却の計算】:減価償却資産の種類等に表示される選択可能なリストメニュ一覧
平成18年分確定申告書等作成コーナで青色申告決算書と所得税の確定申告書を作成した。
昨年も同様に勉強のためこの方法でしたが、会計ソフトで日々の入力から出力できる決算書や確定申告書をみながら、入力するのはかえって手間で間違いの元でもある。
一部の会計ソフトでetaxと連動できているものや、会計ソフトのデータから取込みetaxできる申告ソフトもあるが、多くの会計ソフトが電子申告迄シームレスに連動できるようになるのも時間の問題だろう。
今回は、決算書を作成している時につまずいた点を紹介したい。
添付ファイルのように、トップ画面>決算書等選択>帳票選択>決算書(一般用)>減価償却費の計算で、減価償却資産の種類等でリストボックスに工具器具備品を選択しようとして入力できないことに気付いた。
etax相談窓口に問い合わせると「国税庁HP作成デスクHELP (0570-039-157) に電話してください」ということで、電話すると「個人のコーナになっているので税理士にはお答えできない」との返答。
個人の確定申告作成の処理中ということで、取り扱ってもらったが結局「どの項目に該当するかは税務署に相談してください」との事。
税務署に尋ねると、工具器具備品や機械装置は「建物・車両等(××法)」を選択するとの回答で、納得いかないので突っ込んだら「下記のどれにもあてはまらないから建物・車両等に包括される」と言う。 それなら、リストボックスの最終行に「上記以外の減価償却資産(××法)」と表示していた方がわかりやすいのではないかと意見したが、改善されるだろうか。
セクショナリズムな対応でたらい回しには慣れてきたが、システムの改善と共に運用サポートのノウハウも蓄積して改善しなければ、電子申告普及に弾みがつかないと思う。