建機レンタル業の単品管理

一般的な在庫管理では、商品コード別の入出庫を記録して指定日の在庫数量(重量)を算出する。

市販の販売管理パッケージでは、商品別に仕入時に在庫増、売上時に在庫減、その他入庫時に在庫増、出庫時に在庫減、倉庫間移動で在庫振替という処理をしている。(生産入力で完成品の在庫増、構成部品の在庫減しているものもある)

しかし、食品業ではさらにロット番号別、鋼材業では寸法・長さ別と商品別の下位迄管理しなくてはいけない業種もある。

今回のテーマに取り上げたのは建機レンタル業の単品管理システムである。

まず、データ構造を見ると、マスターデータ1の階層と累計データの階層で処理するのが、一般的な販売管理だが、食品業は累計データにロット番号、鋼材業は累計データに寸法・長さのKEYを追加している。

建機レンタル業については、マスターデータ2を追加し、累計データに単品管理番号のKEYを追加している。

こうする事により、データ入力時に商品マスターに登録されているコード以外でもエラーとならず、かつ在庫管理可能になる。

建機レンタル業では、フォークリフトやクレーンのようにひとつずつに管理番号付けて単品管理するものと、型枠や工具類のように商品別に数量管理するものがある。

数量管理するものは商品別に集計したらよいが、単品管理するものは商品の下の階層で管理し、商品別に集計もできるようになれば便利である。

そこで、建機レンタル業向け販売管理システムfukuaik20x30「ふくろう建機レンタル」は単品管理の機能追加のバージョンアップをした。  バージョンアップの概要はこちらをクリック。

実際のサンプル画面で動きを確認すると、以下のようになる。

1.受注~請求書発行

2.入出荷予定表

3.在庫一覧→商品台帳

 

 

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