生産入力がある場合の移動平均原価再計算

2009/11/19の「移動平均原価法の一括再計算」で伝票をランダムで入力した場合に日付順に一括再計算して移動平均原価計算を洗替処理する話をした。

これは商社的な会社、すなわち仕入伝票と売上伝票のみ発生する場合は良かったが、生産伝票も発生する製造業や加工業の会社ではうまくいかない。

仕入伝票→生産伝票→売上伝票の流れで仕入金額が変更になると生産伝票の構成部材の原価が変わり、その完成品も原価が変わり、それが売上伝票の売上原価に反映されなければいけない。

商社的な会社なら下図の完成品Aが仕入伝票のところが、製造業では構成品dの仕入→完成品C→B→完成品A→売上伝票へ売上原価が積みあがっていく。

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全ての完成品や構成品が移動平均原価法で原価計算している場合、下図の(1)当初のように伝票入力順に積上げ原価計算されるが、構成品d2の仕入金額が変わると(2)構成品d2変更のように上位階層に向かって再計算しなければいけない。

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販売管理システム fukuaik20x30ふくろう販売」で上記の例を画面遷移で説明する。

まず、構成品登録を下記のようにする。

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上記、【積上原価再計算具体例】の

(1)当初のサンプルはここをクリックすると詳細な画面遷移が表示される。

(2)構成品d2変更のサンプルはここをクリックすると詳細な画面遷移が表示される。

(3)処理のフローチャートはここをクリックすると表示される。

 

 

 

 

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