e-Taxにおける利便性向上について、
「平成28年4月1日(金)から、e-Taxで申告や申請等を行う場合、別途郵送等で書面により提出する必要がある添付書類について、書面による提出に代えて、イメージデータ(PDF形式)による提出が可能となりました。
詳細については、「添付書類のイメージデータによる提出について」をご確認ください。」と案内している。
早速、所得税の住宅借入金控除の書類をPDF化したイメージデータで送信してみた。
結論から言うと、不親切なシステムであった。 改善しなくてはいけないポイントは以下のとおりである。
1.不動産売買契約書や登記全部事項証明書等をPDF化するのだが、1MG以内におさめなくてはいけない。
2.確定申告書と紐づけして送信しなくてはいけないが、操作がわかりにくい。
3.複数の資料をひとつの添付書類送付書にまとめると、送信時に1MG超えているとエラーとなり送信できない。
4.まとめて1.5MG超えるとエラーとなる旨ガイド表示されているが、組み合わせて1~1.5MG未満でもエラーとなる。
5.結局、一つずつ資料を添付書類送付書に貼り付けて署名・紐づけ・送信しなくてはいけない。
a.最初は下記のように全ての書類を1MG以内にPDF化を何回かやりなおし後、添付書類送付書にセットした。
しかし、これを電子送信時に総計が1.5MG超えるのでエラーとなった。→この段階でエラーチェックすべき。
(画像クリックで拡大)
b.電子送信の段階で紐づけせず、確定申告書のみ送信して添付書類送付書のみ単体で送信しようとしたら、下記のエラーが表示された。
確定申告書等は上の段に、添付書類送付書は下の段に表示されわかりにくい。 通常は上の段全て選択して送信してしまう。
救済としてメッセージBOXから紐づけできたが、繋がりにくいe-Tax作成コーナーヘルプデスク(0570-01-5901)に問合せして解決。
(画像クリックで拡大)
結局 a.の書類を4回に分割して処理して何とか電子申告完了した。(郵送の方が早いという声が聞こえそうだが、それでは電子申告の推進にならない)
無駄な時間を他の人も費やす事がないよう、操作マニュアルを自分なりにまとめたので参照してもらいたい(この文章をクリックしてください)