(1) 4月10日に20万円＋税１万円の一括会費の売上入力をします。　　この時点では売上に計上されていません。

　　取引仕訳無し

(2) 一括計上日6月1日は、得意先ﾏｽﾀｰより自動計算され、この日に売上計上されます。

　　[ 6/1予定　前受金　21万　／　売上　20万 (外税 1万) ]

(4) 4月20日の請求書を発行します。　

　　前受金の請求になります。

(5) 5月31日に入金されませんでした。 　

(6) 6月1日に前受振替処理をします。

　　前受振替処理では以下の処理を行います。

　　・ 入金遅れ（未入金含む）の通常会費の売上伝票を前受→売掛に変更。

　　・ 対象売上伝票：一括計上日が計上月の範囲内（１日〜月末日）の入金遅れ（未入金含む）の通常会費伝票

　　6/1　売掛金　21万　／　売上　21万

(7) 前受台帳は出力されません。

(8) 売掛金の元帳です。　6月1日に全額売掛金／売上で計上され、売掛金の残高=21万円となっています。

(9) 6月10日に全額入金されました。 　

　　通常会費の入金に対応する売上伝票を全額入金消し込みします。　

　　これで売掛金として入金処理されます。

　　6/10 普通預金　21万　／　売掛金　21万

(10) 入金入力画面で確認すると自動的に入金データが作成されているのがわかります。

(11) ここで他の売掛金入金伝区に変更や、振込手数料(振込料)の行追加したりできますが、売掛金(または前受金の)合計金額が一致しないと更新できません。

上記は販売管理ソフト「ふくろう販売」のサンプル画面です。

詳細は右のふくろうアイコンをクリックして移動してください。