4/1輸入品引取時に関税・消費税を立替、手数料等の輸入経費を合わせた計算書が、税関業者Aからきました。

それに基づき輸入経費入力をします。

再配賦ボタンをクリックすると関税と諸経費を仕入重量に応じた割合で案分計算し、各明細行に初期表示します。

ここで、関税率の異なる商品を仕入れた場合には、実際の関税を手入力します。

活オマール海老は４%、タラバガニは６%として修正しています。

4/2の仕入分も同様に輸入経費入力をします。

なお、消費税は(輸入品＋関税)に対する消費税に、税関業者の諸経費に対する消費税を加算して手入力します。

輸入経費リストで、税抜仕入額＋関税＋諸経費＝原価の一覧を確認することができます。

仕入伝票を開くと、配賦後単価及び配賦金額が表示されています。

輸入経費入力で更新と同時にセットされます。

輸入経費入力前の売上伝票を削除します。

この時は関税・諸経費が売上原価に含まれていませんでした。

売上原単価は仕入単価のままです。

（売上重量を入力していると重量×売上単価で売上金額計算します。）

改めて売上入力で商品＝活オマール海老、LOT番号を入力すると、輸入経費も加算された売上原単価が初期表示されます。

10匹/15匹を入力します。

残りの5匹/15匹を次のLOT連番から引き当てます。

同様に、輸入経費も加算された売上原単価が初期表示されます。

2行目のロット分については売上金額＝売上原価で粗利益無しとなっています。

輸入経費入力前の商品振替伝票を削除します。

この時は関税・諸経費が払出金額に含まれていませんでした。

活オマール海老の残りの３匹を冷凍オマール海老として商品振替入力をします。

払出金額は、輸入経費も加算された金額になっています。

売上実績表で、活オマール海老の売上３万円に対し、粗利益2,767円、粗利率＝9.2%と出力されています。

これは、輸入経費も加算された後の粗利益です。

原価表をEXCEL出力(カスタマイズ対応)します。

LOTno、LOT連番別に個数やKg当り原単価を確認する事ができます。

上記は、カスタマイズ可能な販売管理パッケージ「ふくろう販売」の一部機能の運用例です。

その他の詳細は右のアイコンをクリックしてご覧ください。