電子申告29 ICカードが認識できませんでした

本日迄が6月決算法人の確定申告期限、直前迄決算整理や申告書完了したのが16時。
後は電子申告のみという段階で、署名しようとしたら、
メッセージ表示:SCX00X010
「ICカードを認識できませんでした。設定を確認のうえ、再試行してください。」と出た!
先月迄電子申告できていて、ICカードリーダやその他の設定等何も変更してないのに、急にこのメッセージが出て、時間は無いしあせった。
魔方陣電子申告ソフトの問題かと申告データをエクスポートしてe-Taxソフトでやっても同じ。
ICカードのUSBを差替えたり、PCを再起動してもNG。
納税者に電話して状況説明すると、三文判でも押して紙ベースで提出してくださいと。
最悪の事を考えて、事務員に税務署に走ってもらって17時前に受付印もらい、滑り込みセーフ。

その間、「ICカードが認識できませんでした」で検索。
1.ICカードリーダのデバイスドライバのインストールして、
2.JPKI利用者ソフトをインストールしたら、電子署名できるようになった。

詳細な手順は、
①タスクバーの「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックするとハードウェアデバイスがみえている。
物理的には繋がっているので、デバイスドライバーのインストールは必要ないかもしれないが、再インストールした。
②公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトのダウンロードをする。
③[すべてのプログラム]-[公的個人認証サービス]-[JPKI利用者ソフト]-[ユーティリティ]-[ICカードリーダライタ設定]
ICカードリーダライタを自動検出するを選択して設定ボタンをクリックすると「ICカードリーダの設定が変更されました」
④[すべてのプログラム]-[公的個人認証サービス]-[JPKI利用者ソフト]をクリックするとJPKI利用者ソフト画面があらわれるので、動作確認ボタンをクリックする。
⑤「ICカードリーダライタが1台のみ接続されていること・・」で実行ボタンを押すと、ICカードリーダライタの基本動作確認の後、英語表記が何行か続き、動作確認終了と表示される。

以上の手順で電子認証できるようになった時は、18時頃であった。

結局、1ケ月の間にPCの設定が自動更新か何かでJPKI利用者ソフトが壊れた可能性があり、再インストールした事で復旧したと思われる。

中小企業の業務ソフトを開発しているスタッフが同じ事務所にいてるので、申告作業しながら調査してもらったからすばやくできたが、通常の会計事務所では、このようなトラブルにあうと電子申告恐怖症になる。
PCにインストールしなくてもASPやクラウド・システムのようにブラウザだけで電子申告できたらこのようなトラブルに見舞われる事がないのにと、そのスタッフは呟いた。

 

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