前回の「生産入力と部品展開、所要量計算による在庫管理」の続きで、今回は生産同時発注について説明する。
必要な時に部材を発注するようにしたら余分な在庫を持たなくて済む。 そのためには、生産かかる前に部材を発注するのがよい。
販売管理パッケージ「ふくろう販売」では、生産入力で部品展開→所要量計算して部材を同時発注できるようになっている。
前回、下記の構成部材からなる完成品例に仕入先を追加する。( )内は構成数量。
自転車→タイヤ(2)・・・[熊野タイヤ]
→サドル(1)・・・[きつつき製造]
→ブレーキ(2)・・・[バニーガール]
→ハンドル(1)・・・[きつつき製造]
上記の場合、4件の発注データが同時に作成され、見積依頼書または注文書発行時は同一仕入先はまとまって出力される。
すなわち、きつつき製造の見積依頼書には、サドルとハンドルが印字される。
また、製品を受注してその製品を同時に発注する受注同時発注の場合、複数仕入先に見積依頼できるように発注伝票の複写可能だが、生産同時発注で部品の見積依頼も同様に複数仕入先に複写可能である。
実際のサンプル画面を「ふくろう販売」でみてみるとこのようになる。
また、生産伝票を修正する場合のサンプル画面はこのようになる。